今年初めてとなる従来形式でのサラブレッド市場
昨日(7月7日)、青森県八戸家畜市場を会場に「八戸“奏”市場」が開催された。新型コロナウイルス感染拡大を警戒して、多くのイベントや行事が中止、延期となる中、従来型の形式で開催されるサラブレッド市場としては今年初めてとなったのがこの八戸である。
八戸市内から車で30分近く。曲がりくねった坂の多い道を走り、三戸郡南部町にある家畜市場に到着したのは午前8時40分頃であった。
市場入口には受付のテーブルが置かれ、そこで氏名や来場目的などを記入し、検温を受ける。市場関係者はフェイスシールドとマスクで私たちに対応する。コロナ対策が徹底されている印象であった。受付時に蛍光塗料のリストバンドを手渡された。それが入場許可証の代わりのようだ。
![生産地便り](http://cimg2.news.netkeiba.com/style/netkeiba.ja/image/column/tanaka/200708_01.jpg)
来場する購買者
比較展示は午前10時半〜12時まで。その後、昼食時間を挟んで、セリ開始は12時半と告げられる。いつもながら八戸市場はかなり時間に余裕がある。
八戸市内と比較すると、内陸に入った分、ここは気温が高く、やや湿度も高そうだ。・・・