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コンデュイットがアイルランド帰国のため輸出検疫所に入厩

2015年08月20日(木) 12:00

2010年からビッグレッドファームで種牡馬生活をおくっていた

 アイルランドへの帰国が決まっていたコンデュイット(10歳)が19日午前、新ひだか町にある輸出検疫所に入厩した。検疫終了後、早ければ26日にも成田空港から出国する。

 コンデュイットは通算15戦7勝で、2008年エクリプス賞芝牡馬チャンピオン。英2000ギニー、ダービーともに不出走だったが、デビュー7戦目のゴードンステークス(英GIII)で重賞初勝利を飾ると、3歳秋には世界最古のクラシックといわれる英セントレジャーに優勝。米国サンタアニタ競馬場で行われたブリーダーズカップターフも制して重賞3連勝で世界のトップクラスへと名のりをあげた。

 4歳になって最初のGI挑戦はエクリプスS。シーザスターズから離された3着に敗れるもキングジョージ6世&クインエリザベスSで雪辱。凱旋門賞では再びシーザスターズらの前に4着と敗退するも、遠征した米国のブリーダーズカップターフに勝って溜飲を下げた。ジャパンカップはウオッカからコンマ4秒差4着。

 現役引退後、日本のビッグレッドファームで種牡馬入り。6年間の種牡馬生活で250頭を超える産駒を残している。

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