「2歳新馬」(中山5R・芝2000m)
内を鮮やかにすくった。4番人気のレッドリュンヌ(牝、父ゼンノロブロイ、美浦・手塚)が2分5秒7のタイムでV。スローペースの後ろから3頭目を追走し、直線で戸崎圭太騎手はインへエスコート。2番手から先に抜け出した1番人気キャプテンロブロイ(2着)をゴール手前でかわし、半馬身差をつけてフィニッシュを決めた。ゲート入りに時間がかかったが、力強い伸び脚を発揮。母リーチフォーザムーンは02年フィリーズマイル・英GIの3着馬。近親には01年天皇賞・秋、02年フェブラリーSなどを制したアグネスデジタルがいる。なお、さらに半馬身差の3着は最後方から外を回って伸びた5番人気のヤマニンリュウセイだった。
戸崎圭は「ゲートに入らなかったように気難しさはあるが、最後はいい末脚を使ってくれた。どう変わってくるかですね」と、今後は精神面の成長が鍵を握りそうだ。