5馬身差をつけて圧勝したクレマンダルザス=中山競馬場
「2歳新馬」(中山5R・ダート1800m)
ワイルドラッシュ産駒の1番人気クレマンダルザス(牡、栗東・松永幹)が、先行策から抜け出し、後続に5馬身差をつける圧勝劇で初陣を飾った。道中は逃げ馬をがっちりマークするように2番手を追走。3コーナー過ぎで抑え切れない手応えで並びかけると、4コーナー入り口では早くも先頭へ。直線でも後続をみるみる突き離す一方のワンサイドVだった。祖母のマリーシャンタルは、エアグルーヴの半妹。近親にアドマイヤグルーヴ、ルーラーシップ、ドゥラメンテなどがいる血統背景。勝ちタイムは1分57秒3。2着は10番人気のスプリングガール、さらに6馬身差の3着には7番人気のリーガルオフィスが入った。
蛯名は「いい馬だね。物見もしていたし、前に馬を置ければもっといいのかもしれないけど、最後まで余裕があったよ」とうなずいた。