鋭い決め手を発揮したコスモプロテア(左)=中山競馬場
「2歳新馬」(中山6R・芝1600m)
ジャングルポケット産駒の5番人気コスモプロテア(牡、美浦・高橋博)がメイクデビューを制した。スタートで出遅れたが、仕掛けて好位グループへ。最内枠を生かしたロスのない立ち回りで徐々に進出すると、直線で先に抜け出した3番人気のグレイスノート(2着)をゴール寸前で差し切り、半馬身差をつけてゴールした。タイムは1分38秒0。さらに半馬身差の3着は2番人気のレイホーロイス。なお、1番人気のノンシュガーは直線での伸びがひと息で6着に敗れた。
柴田大は「スタートは遅かったけど、うまく内へ潜り込んで好位置を取れたし、最後に外へ出してからはいい伸びを見せてくれた」とレースぶりを高く評価した。