4か月ぶりの実戦になるサトノラーゼン。池江師は「ひと回り大きくなった。ひ弱さがなくなったし、テンションもましになった」と成長ぶりに胸を張る。2着だったダービーでは課題の折り合いをクリアした。「レース内容が徐々に良くなっていった馬。今回も折り合いが鍵になる」。水曜の追い切りでは岩田が感触を確かめる。

　ブライトエンブレムは皐月賞4着後、右前脚に裂蹄を発症してダービー出走を断念。大舞台に立てなかった悔しさは秋競馬で晴らす。小島茂師は「ここはトライアルだから先々を見据えることも考えられるけど、できれば勝っておきたい」と意気込みを示した。