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キングカメハメハが種牡馬を引退、現当歳馬が最終世代に

2019年07月09日(火) 10:00

種牡馬引退が決定したキングカメハメハ(ユーザー提供:ウメリンさん)

 2004年の日本ダービー馬キングカメハメハ(牡18)が、種牡馬を引退することがわかった。

 体調不良のため今年の種付けを見送っていたが良化の兆しが見られず、このまま種牡馬を引退することが決定。今年生まれた当歳馬が最後の世代となる。

 キングカメハメハは父Kingmambo、母マンファス、その父ラストタイクーンという血統。現役時代は金子真人オーナーの所有馬で、栗東・松田国英厩舎の管理馬。

 2004年のNHKマイルC(GI)、日本ダービー(GI)を制して“変則二冠”を達成。同年の神戸新聞杯(GII)も制した後に屈腱炎のため、現役を引退した。

 2005年から社台スタリオンステーションで種牡馬入り。以降、国内外の短距離GIを制したロードカナロア、2015年の二冠馬ドゥラメンテ、2010年の三冠牝馬アパパネ、香港G1を制し種牡馬としても活躍中のルーラーシップなど、数多の活躍馬を輩出した。

 今後は引き続き社台SSで、功労馬として繋養される予定。

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