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高松宮記念覇者ショウナンカンプが死亡、22歳

2020年04月05日(日) 14:30

2002年高松宮記念を制したショウナンカンプ

 2002年の高松宮記念(GI)など重賞3勝のショウナンカンプが、放牧中の事故のため、3月12日に死亡していたことがわかった。22歳だった。余生を過ごしていた宮崎県の吉野牧場が4日、ツイッターで発表した。

 ショウナンカンプは父サクラバクシンオー、母ショウナングレイス、その父ラッキーソブリンという血統。

 現役時代はJRA・美浦の大久保洋吉厩舎に所属。デビューから10戦はダート短距離を主戦場としていたが、11戦目に初芝の山城S(1600万下)で逃げ切り勝ちを果たすと、続くオーシャンS(OP)、高松宮記念(GI)も快勝。一気に芝短距離の頂点に上り詰めた。

 重賞は高松宮記念の他、2002年スワンS(GII)、2003年阪急杯(GIII)の3勝で、いずれも逃げ切り勝ちだった。通算成績は19戦8勝(うち海外1戦0勝)。

 2004年から北海道のレックススタッドで種牡馬入り。産駒には重賞2着4回のラブカンプー(現役)、2014年NZTでワンツー決着したショウナンアチーヴ、ショウナンワダチ、2010年シルクロードS2着のショウナンカザンなどがいる。

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