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【仏オークス】ディープインパクト産駒ファンシーブルーが優勝!鞍上はP.ブドー騎手/海外競馬レース結果

2020年07月05日(日) 23:14

昨年7月30日にこの世を去ったディープインパクト(撮影:下野雄規、撮影日は2006年12月24日)

 現地時間5日、フランスのシャンティイ競馬場でG1・仏オークス(ディアヌ賞、3歳牝・芝2100m・11頭立て)が行われた。

 逃げた1番人気アルパインスター(牝3、S.パスキエ騎手)と、好位でレースを進めた3番人気ファンシーブルー(牝3、P.ブドー騎手)、4番人気(タイ)ピースフル(牝3、S.ヘファナン騎手)、2番人気ラービアー(牝3、C.デムーロ騎手)の4頭が、最後の直線でデッドヒート。

 この争いをファンシーブルーが制し、2着アルパインスターに短首差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分5秒46(稍重)。

 アルパインスターとアタマ差の3着がピースフル、さらにアタマ差4着にラービアーが入った。

 ファンシーブルーは父ディープインパクト、母チェンチコヴァ、その父Sadler's Wells。伯父にG1・6勝馬High Chaparralがいる血統のアイルランド産馬。管理するのはアイルランドの名伯楽エイダン・オブライエン調教師の次男で、21歳のドナカ・オブライエン調教師。

 通算成績は4戦3勝。唯一の敗戦は前走の愛1000ギニー(愛G1)で、ピースフルの2着だった。

 ディープインパクト産駒は、2012年の仏1000ギニー(仏G1)を制したビューティーパーラー、2018年の仏ダービー(仏G1)を制したスタディオブマンに次ぐ、同国でのクラシック制覇となった。

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