12日、ドイツのハンブルク競馬場で行われた独ダービー(3歳・牡牝・G1・芝2400m)は、中団後方から進めたR.トーマス騎手騎乗のインスウープ(牡3、仏・F.グラファール厩舎)が直線で脚を伸ばし、最後は2着のトルカータータッソ(牡3、瑞・M.ワイス厩舎)に3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分34秒97(稍重)。
3着には3/4馬身差でグローサージャック(牡3、独・W.ヒクスト厩舎)が入った。人気のワンダフルムーン(牡3、独・H.グレーヴェ厩舎)は6着。
インスウープは父Adlerflug、母Iota、その父タイガーヒルという血統で、2015年のジャパンCに出走したイトウの全弟。今年5月のデビューからわずか3戦目でのビッグタイトル獲得となった。また、父との独ダービー親子制覇を果たした。