現地時間18日、アイルランドのカラ競馬場でG1・愛オークス(3歳牝・芝2400m・8頭立て)が行われた。
愛1000ギニー馬ピースフル、英オークス馬ラヴ、ディープインパクト産駒の仏オークス馬ファンシーブルーらは回避し、G1馬不在の一戦となった。
道中は馬群後方の内側を進んだ5番人気タイのイーヴンソー(牝3、C.キーン騎手)が直線で外へ持ち出されると勢い良く伸び、先に抜け出した1番人気カイエンペッパー(牝3、S.フォーリー騎手)をとらえ、2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分39秒54(稍重)。
4頭出しのA.オブライエン厩舎勢は、3番人気パッション(牝3、W.リー騎手)が3着、5番人気(タイ)ラバーナム(牝3、D.マクドノー騎手)が4着、4番人気スノー(牝3、M.ハシー騎手)が5着、2番人気エニスタイモン(牝3、W.ローダン騎手)が8着だった。
イーヴンソーは父Camelot、母Breeze Hill、その父デインヒルという血統。前走はリステッドの愛オークストライアルを勝利。今回が重賞初制覇となった。通算成績は6戦3勝。
鞍上のC.キーン騎手、管理するG.ライオンズ調教師は、無傷5連勝で今年の愛2000ギニーを制したシスキンと同じコンビ。愛クラシックは2勝目となった。