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ハットトリックが死亡、19歳 日本と香港でマイルGI制覇、種牡馬としても活躍

2020年08月04日(火) 12:52

2005年香港マイル優勝時のハットトリック(撮影:高橋正和)

 2005年のマイルCS(GI)と香港マイル(香G1)を制したハットトリック(牡19)が現地時間3日、種牡馬としてけい養されていたブラジルのアラススプリングフィールドで死亡したことがわかった。

 ハットトリックは父サンデーサイレンス、母トリッキーコード、その父Lost Codeという血統。

 現役時代は美浦の清水美波厩舎、次いで栗東の角居勝彦厩舎に所属。2004年10月から2005年1月にかけ武豊騎手とのコンビで、ナリタブライアンM(1000万下)、清水S(1600万下)、京都金杯(GIII)、東京新聞杯(GIII)と4連勝。

 その後4戦を挟んで、O.ペリエ騎手とのコンビで秋のマイルCSを制すると、続く香港マイルも連勝。日本と香港でマイルGI制覇を果たし、2005年JRA賞最優秀短距離馬を受賞した。

 通算成績は21戦8勝。獲得賞金は2億3159万円(国内のみ)。2007年のマイラーズC(GII・6着)がラストランとなった。

 現役引退後はアメリカのウォルマックファームで種牡馬入り。2017年からブラジルのアラススプリングフィールドでけい養されていた。

 産駒には、2011年モルニ賞(仏G1)・ジャンリュックラガルデール賞(仏G1)覇者Dabirsim、2012年ジャマイカH(米G1)覇者King David、2016年亜グランクリテリウム(亜G1)・亜2000ギニー(亜G1)覇者Hat Puntano、2015年ダルドロチャ大賞(亜G1)覇者Giant Killingなど、多数の活躍馬がいる。

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