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無観客となったフェニックスSはラッキーヴェガが快勝

2020年08月10日(月) 12:10

 新型コロナウイルスの感染が再拡大しているアイルランドで、カラ競馬場のあるキルデア郡で8日午前0時をもってロックダウンの規制が敷かれたが、9日に予定されていたカラ競馬場での開催は、無観客ながら予定通り決行された。

 アイルランド政府は、8月5日現在の新型コロナウイルス累計症例数を2万6303件、累計死亡者数を1763名と発表。中でもキルデア郡は、食品大手会社のオブライエン・ファインフーズでクラスターが発生。従業員80名の感染が確認され、6日に操業停止措置が講じられるなど、感染拡大が悪化していた。キルデア郡、リーシュ郡、オガリー郡におけるロックダウンを決めた政府当局は当初、この3つの地域におけるスポーツ競技開催を向こう14日間にわたって禁じる方針を示したが、その後、競馬関係者と政府当局の協議を経て、競馬開催は認められることになった。

 9日のカラ開催のメイン競走として行われた、2歳馬のG1フェニックスS(芝6F)は、2番人気(5倍)のラッキーヴェガ(牡2、父ロペデヴェガ)が後続に3.1/2差をつける快勝。来季のG1二千ギニー(芝8F)へ向けた前売りで、オッズ17倍前後の4番人気に浮上している。

(文:合田直弘)

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