2月4日の小倉9R・かささぎ賞・3歳1勝クラス(芝1200メートル＝13頭立て)は、5番人気のトールキン(牡、栗東・西園正都厩舎、父ダイワメジャー)が制した。勝ち時計は1分8秒3(良)。

　落ち着いてスタートを決め、3番手を確保。内ラチ沿いをスムーズに回り、ロスなく直線に向いた。ムルザバエフ騎手が促すと、反応良く加速。逃げていたトレンディスター(菱田裕二騎手)を一瞬でとらえ、3馬身差突き放した。

　鞍上は「能力通りですね。前走(11着)は無理して行ったのもあると思います。今日はリズムよく運びました。上のクラスでも、この馬のリズムでやれれば十分やれると思います」と今後に期待した。西園正調教師は「うまく乗ってくれました。時計も優秀だし楽しみ」と話した。今後はマーガレットS・リステッド(2月26日、阪神・芝1200メートル)を視野に入れる。