ケンタッキーダービーを制したミステッィクダン、3着のフォーエバーヤング、2着のシエラレオーネ(右から)(AP)
◇米G1・ケンタッキーダービー(2024年5月4日 チャーチルダウンズ・ダート2000メートル)
150回目を迎えた米G1・ケンタッキーダービーで、日本から参戦したフォーエバーヤング(牡3=矢作)が僅差の3着に入った。
道中は後方からとなったが、後半に外から進撃開始。直線では豪快に追い込んだが、わずかに及ばなかった。
レース後、矢作師は涙をうっすら浮かべ「ひと言、悔しいです」と言葉を絞り出せば、騎乗した坂井も「悔しいのひと言。あそこまでいったら勝たないといけなかった。本当に申し訳ない」と振り返った。
矢作師は「この経験は生かさなければいけないし、間違いなく生きてくる。世界一の馬になれるよう一緒に歩んでいきたい」と前を見据えた。
▼ケンタッキーダービー 米クラシック3冠の第1戦で、米国の国民的スポーツイベント。「スポーツの中でも最も偉大な2分間」と表現されることもある。