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川崎競馬4、7Rでスタートやり直し 4Rは全馬の疲労が著しくレース取り止め

スポニチ

2024年05月08日(水) 19:22

4、7Rでスタートやり直しが発生し、4Rはレース取りやめとなった川崎競馬場

 まさに川崎ミステリー、呪われた900メートル戦の巻――。8日に組まれた2鞍がいずれも「カンパイ」(スタートやり直し)となった。まずは4R(12頭立て)。スタート後、コース上で合図するはずの旗振り役も避けてしまったため全馬がゴール。馬の疲労が著しく、全馬を競走除外としてレースを取り止めとした。次が7R。こちらでも1頭(ピースリアン)が長い距離を走り競走除外となったが再発走で、こちらはレースが成立した。

 4Rの馬券は全て払い戻し。ファンに“被害者”はいなかったが、直後の発走委員室前は調教師、騎手が大挙押し寄せ騒然とした。発走委員が「ゲートが勝手に開いた」とカンパイにした理由を説明したことから「そんな危険な状況ではレースができない」「Mrマリックみたいなハンドパワーがあるのか」と調教師側が猛反発、緊迫したムードが漂った。その後「ゲートを再確認してからレースを行う」ということで双方が納得、レースが続行されたが、7Rで再び悪夢に見舞われてしまった。

 また、同様のレース取り止めの直近の事例は、2020年4月2日の笠松5R以来となる。

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