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【中山GJ・豆知識】オジュウチョウサン、テイエムオペラオーやグランドマーチス超える新記録樹立

2020年04月18日(土) 18:55

2016年から中山GJ5連覇のオジュウチョウサン(写真は2016年、撮影:下野雄規)

 18日、中山競馬場で行われた第22回中山グランドジャンプ(4歳上・JGI・障害4250m)は、道中2番手でレースを進めた石神深一騎手騎乗の1番人気オジュウチョウサン(牡9、美浦・和田正一郎厩舎)が、3周目向こう正面で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の3番人気メイショウダッサイ(牡7、栗東・飯田祐史厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは5分2秒9(不良)。

【豆知識】
◆オジュウチョウサンはJRA重賞13勝目(平地を除くと13連勝)。テイエムオペラオー、オグリキャップ、スピードシンボリの12勝を超えJRA新記録。

◆JRA同一重賞5勝はバローネターフの中山大障害5勝と並ぶJRAタイ記録。同一重賞5連覇はフジノオー、グランドマーチスの中山大障害4連覇を超えJRA新記録。
※中山大障害は1998年まで春秋の年2回行われており、バローネターフらの記録はその両方を含む。

◆騎手によるJRA同一重賞5連覇は、武豊騎手(天皇賞・春、エリザベス女王杯、シンザン記念)、高田潤騎手(小倉サマージャンプ、阪神ジャンプS)、岡部幸雄元騎手(ダイヤモンドS)、横山富雄元騎手(中山大障害)の4連覇を超え、JRA新記録。

◆2016年以降のJGI9回中、オジュウチョウサンは7勝、石神深一騎手は8勝目(ニホンピロバロンで2018年中山大障害を勝利)。

◆勝ちタイム5分2秒9は昨年より15秒3遅く、同じ不良馬場で行われた2012年マジェスティバイオと同じ勝ちタイム。

◆9歳以上馬のJRAGI勝利は、2009年中山グランドジャンプを勝ったスプリングゲント(当時牡9)以来、11年ぶり。

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