あのレジェンドも絶賛する騎乗ぶり
今年地方競馬でデビューした騎手の活躍について、このコラムでは4月30日付、5月21日付で取り上げた。今年の新人もなかなかに優秀で、その後も順調に勝ち星を伸ばしている。7月26日現在での最多勝は北海道の小野楓馬(おの・ふうま)騎手で17勝。次いで福原杏(ふくはら・まい)騎手が15勝。デビューの日に怪我をして約1カ月ほどブランクがあった兵庫の木本直(きもと・なお)騎手も6月12日に初勝利を挙げ、ここまで4勝を挙げている。
そしてここに来て赤丸急上昇の注目となっているのが、浦和の福原杏騎手だ。7月24日の地元浦和開催で、なんと1日4勝を挙げる活躍を見せた。翌25日にも1勝を加え、24〜26日の浦和3日間開催では24戦して5勝、2着2回、3着2回。2着の差で惜しくも開催リーディングは逃したが(1位は森泰斗騎手で5勝、2着7回)、激戦区南関東にあって存在感を大いにアピールした。
7月25日浦和第8レースを逃げ切り15勝目
その4勝は必ずしも人気馬ばかりに乗っていたわけではない。1、3、5、5番人気だった。・・・