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【海外競馬】アグネスゴールド産駒マイスキーボニータ、ブラジルのリオ牝馬三冠に王手/ディアナ大賞

2020年03月09日(月) 08:40

 現地時間8日、ブラジルのガベア競馬場でG1・ディアナ大賞(3歳牝・芝2000m・14頭立て)が行われた。

 道中は2番手から進んだ1番人気マイスキーボニータ(牝3、H.フェルナンデス騎手)がラスト100m付近で先頭に立ち、直後から追いすがった5番人気ヘルキス(牝3、V.ジル騎手)との追い比べを制し、アタマ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分0秒38(良)。

 マイスキーボニータは、父は日本産馬のアグネスゴールド、母Feia Que Doi、その父Scat Daddyという血統。ブラジルのL.エステベス厩舎の管理馬。

 前走のエンリケポッソーロ大賞(伯G1)に続く連勝で、リオデジャネイロ牝馬三冠に王手をかけた。通算成績は8戦5勝(うち重賞4勝)。

 三冠最終戦のゼリア・ゴンザガ・ペイショト・ディ・カストロ大賞(伯G1・ガベア競馬場・芝2400m)は、4月5日に行われる予定。

 アグネスゴールドは父サンデーサイレンス、母エリザベスローズ、その父ノーザンテースト。兄弟にも重賞勝ち馬のフサイチゼノン、リミットレスビッドがいる血統。

 現役時代は2001年のスプリングS(GII)、きさらぎ賞(GIII)を制覇。種牡馬入りした後は日本、アメリカを経てブラジルへと渡り、ブラジルG1勝ち馬を複数頭輩出している。

※馬齢表記は南半球の表記に準ずる。

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