netkeiba.comの連載「熱視点」でおなじみの島田明宏氏によるノンフィクション単行本『ジョッキーズ 歴史をつくった名騎手たち』(イースト・プレス、1400円＋税)が、3月15日、全国の書店で発売を開始する。

【内容】
幕末に始まった近代競馬を牽引した西郷従道から、令和のアイドル・藤田菜七子まで。総勢33人の騎手たちの足跡から日本の競馬史を読み解く一冊。
文豪・吉川英治が憧れた神崎利木蔵、昭和の初めに誕生した日本初の女性騎手・斉藤すみ、戦争に散った最年少ダービージョッキー・前田長吉、日本にモンキー乗りをひろめた保田隆芳、競馬のイメージを一変させた不世出の天才・武豊など、個性豊かな一流騎手の歩みから、日本の競馬界が今に至るまでのダイナミックな動きが見えてくる。
四六判・ソフトカバー・288ページ。

【島田氏コメント】
競馬界の「顔」であり、馬の代弁者という意味では「語り部」でもある歴代の名騎手たちの足跡を辿ることは、すなわち、日本の競馬史に漂う「人間臭さ」を感じることでもあります。
上記の神崎利木蔵のほか、後藤浩輝元騎手のページの一部は、「熱視点」が初出になっています。
ノンフィクションの単行本を上梓するのは、2014年春刊行の『誰も書かなかった武豊 決断』以来6年ぶりです。歴史の奥深さと、事実の重みに支えられた、骨太な作品に仕上げることができたと自負しています。
いつも同じことばかり言っていますが、ひとりでも多くの方に手に取ってもらえると嬉しいです。

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