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ウォーエンブレムが死亡 2002年ケンタッキーダービー馬、日本で種牡馬として活躍

2020年03月12日(木) 06:10

社台SSで種牡馬生活を送ったウォーエンブレム(ユーザー提供:フェザーンさん)

 2002年のケンタッキーダービー(米G1)勝ち馬で、日本で種牡馬として活躍したウォーエンブレムが死亡したことがわかった。21歳。けい養先であるアメリカの功労馬施設、オールドフレンズが現地時間11日、発表した。放牧中の事故と見られるが、詳細は調査中とのこと。

 ウォーエンブレムは父Our Emblem、母Sweetest Lady、その父Lord at Warという血統。

 アメリカのF.スプリンガー厩舎の管理馬としてデビュー。2002年のイリノイダービー(米G2)で重賞初制覇した後に馬主が替わり、B.バファート厩舎へ転厩。同年のケンタッキーダービー、プリークネスS(米G1)、ハスケル招待S(米G1)を制し、米最優秀3歳牡馬に選ばれた。

 2003年から日本の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。特定の牝馬にしか興味を示さないなど種付けに消極的ながらも、少ない産駒の中からオールブラッシュ、キングスエンブレム、シビルウォー、ブラックエンブレム、ローブティサージュなどの活躍馬を送り出す。

 しかし2013年以降は生産頭数が0となり、2015年にアメリカへ帰国。輸入の際、伝染性子宮炎罹患の有無を調べるために義務付けられている種付けも拒否したために去勢された上で、オールドフレンズで余生を過ごしていた。

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