ドイツで種牡馬入りするジェニアル(写真は2018年フォレ賞出走時、撮影:谷口浩)
日本からフランスに移籍したジェニアル(牡6)が、ドイツのリンデンホフスタッドで種牡馬入りすることがわかった。英競馬メディア『RACING POST』が現地時間13日、報じた。
ジェニアルは父ディープインパクト、母は仏G1・3勝馬サラフィナ、その父Refuse To Bendという血統。生産は社台ファーム。2015年セレクトセール1歳で、1億7280万円(税込)で落札された。
栗東の松永幹夫厩舎の管理馬としてデビュー。JRAで2勝をあげた後、2018年夏からフランスに遠征。その初戦、メシドール賞(G3)を武豊騎手の手綱で制する。
その後はフランスの小林智厩舎、次いでP.バリー厩舎に移籍して、フランスでの戦いを続けた。通算成績は14戦3勝。
他に欧州で種牡馬としてけい養されているディープインパクト産駒は、アルバートドック、マーティンボロ(日本調教馬)、サクソンウォリアー、バロッチ(日本産馬)、スタディオブマン(アイルランド産馬)がいる。