母娘で日仏オークス制覇を達成したソウルスターリング(撮影:下野雄規)
2017年オークス(GI)など重賞3勝のソウルスターリング(牝6、美浦・藤沢和雄厩舎)は、3月31日付でJRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬となる予定。
ソウルスターリングは、父は14戦14勝(うちG1・10勝)のFrankel、母は仏オークスなどG1・6勝のスタセリタ、その父Monsun。半妹にアルテミスSを勝ったシェーングランツがいる血統。社台サラブレッドクラブの所属馬で、一口150万円(総額6000万円)で募集された。
新馬戦からアイビーS(OP)、阪神ジュベナイルF(GI)、チューリップ賞(GIII)と無傷の4連勝。桜花賞(GI)では3着と敗れたものの続くオークスで巻き返し、母娘で日仏オークス制覇を達成した。
通算成績は16戦5勝。獲得賞金は3億332万3000円。3月28日の日経賞(GII・13着)がラストランとなった。