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【地方競馬】通算3000勝達成の森泰斗騎手「通過点にしなければいけない数字」

2020年07月15日(水) 12:17

川崎競馬場で地方競馬通算3000勝を達成した森泰斗騎手(撮影:高橋正和)

 14日に川崎競馬場で行われたアクルックス特別(ダ2000m・11頭)は、先手を取った森泰斗騎手騎乗のアブソルートクイン(牝4、船橋・米谷康秀厩舎)が直線で後続を突き放し、最後は2着のウインブルースカイ(牡7、川崎・河津裕昭厩舎)に5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分11秒3(不良)。この勝利で、アブソルートクイン鞍上の森泰斗騎手は地方競馬通算3000勝を達成した。

【森泰斗騎手のコメント】
――3000勝を達成した今の気持ちを聞かせてください。
「あと1つとなってから意識してしまい足踏みしましたが、今日中に決められて良かったです」

――森騎手にとって3000はどういう数字でしょうか。
「通過点にしなければいけない数字だと思いますが、デビューから22年、いろいろなことがありましたし、ひと区切りが付いてホッとしています。ここ10年くらいは日本のジョッキーの中で一番数を乗って働いてきたという自負はあります。少し努力が実ったのかと今日だけは自分を褒めてあげようと思います」

――3000勝の勝ち鞍の中で印象深い馬をあげるならどの馬でしょう?
「感謝しなければならない馬はたくさんいて絞りきれませんが、先頃亡くなられた佐藤賢二調教師の元で重賞を勝たせてもらったということもあり、キタサンミカヅキやヒガシウィルウィンが思い浮かびますね」

――今後の目標にする数字等はありますか?
「ここから上はものすごい先輩方ばかりで、少しでも近づけるよう今まで通り努力していきたいです。数字というよりは1つでも多く勝てるよう努力していきたいですね」(船橋ケイバのリリースより)

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