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【函館記念】カウディーリョ軽快 3度目挑戦で重賞取る!滞在競馬は3戦3勝

2020年07月17日(金) 06:00

 藤岡佑を背に函館Wで好仕上がりをアピールしたカウディーリョ

 「函館記念・G3」(19日、函館)

 重賞初制覇を目指すカウディーリョが16日、函館Wで軽快な動きを披露した。滞在効果で充実しており、2カ月半の休養明けを感じさせない雰囲気だ。母ディアデラノビア、全姉ディアデラマドレが、ともに重賞を3勝している良血馬。今回のメンバーに入っても、素質の高さは決して引けを取らない。コンビを組んで2戦2勝と相性抜群の藤岡佑とのタッグで、3度目の重賞挑戦でタイトルをつかみ取る。

 動きの良さは目を引いた。重賞初勝利を狙うカウディーリョが函館Wで追われ、単走で5F70秒4-40秒0-12秒7の時計を記録。派手な内容ではなかったものの、活気のある走りで力を出せる仕上がりをアピールした。

 騎乗した藤岡佑は「直線で反応を見てほしいという指示。順調ですし、環境に慣れて落ち着いている」と好感触を伝える。今回は3戦3勝の滞在競馬。申し分のない環境だ。橋本助手は「雰囲気はいいですし、函館は初めてですが滞在は合ってます。(2月の)小倉の時は体重が増えて、馬が良くなりましたから」と説明する。2走前の関門橋Sを24キロの馬体増でV。滞在効果により菊花賞で減っていた馬体を戻し、馬に実が入ってきた。

 藤岡佑とはこれまで2度コンビを組んで、ともに勝ち星を挙げている。「いいタイミングで乗せてもらっています」と謙遜するが、手が合っているのは間違いない。セールスポイントについては「走りに対して前向きなところ」と競走センスを高く評価する。函館コースは初めてになるが、「先行力があるので、小回りコースはいいと思います」と前向き。好走条件はそろった。

 「枠順ひとつでコロッと変わるレース。コンディションはいいし、チャンスはあるはず」と、鞍上は過去のレース傾向を踏まえてVへの意欲を見せる。母、姉、そして昨年の京都大賞典Vの半兄ドレッドノータスに続くことができるか。伸び盛りの4歳馬が相性抜群の心強いパートナーを迎え、混戦のハンデ戦で重賞初Vをつかむ。

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