新潟9Rをトーホウレジーナで勝利した藤田菜七子(右)。左は高橋亮師
自らの手綱でバースデー祝いだ-。藤田菜七子騎手(23)=美浦・根本=が9日、新潟9Rをトーホウレジーナ(牝6歳、栗東・高橋亮)で逃げ切って1着。見事1番人気に応えた。この日は23回目の誕生日で、バースデーVは騎手となって初めてとなった。
「大きく意識していなかったのですが」と言いながらも、「勝つことができて良かったです。1番人気だったし、ホッとしています。今年はまだ特別レースを勝ってなかったので」と安どの笑み。2着馬に半馬身差まで迫られたが、「枠も良かったし、思い切って乗ろうと決めていました」と振り返っていた。
最終12Rも5番人気のアルピニズムで押し切り、今年JRA21勝目、通算111勝目をマーク。思い出に残る一日となった。