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ウインバリアシオンが左前浅屈腱不全断裂で競走能力喪失

2015年05月03日(日) 19:14

GI制覇を狙っていたウインバリアシオンは浅屈腱不全断裂で競走能力喪失と診断された(撮影:下野雄規、写真は安藤勝己騎手騎乗で重賞初制覇となった11年青葉賞)

 3日、京都競馬場で行われた天皇賞・春で12着となったウインバリアシオン(牡7、栗東・松永昌博厩舎)は、入線後に鞍上の福永祐一騎手が下馬。検査の結果、左前脚の浅屈腱不全断裂で競走能力喪失と診断された。

 同馬は2010年に競走馬としてデビュー。11年の日本ダービー、菊花賞で3冠馬オルフェーヴルの2着に入り、屈腱炎による長期休養から復帰後も、オルフェーヴルの引退レースとなった13年の有馬記念、翌14年の天皇賞・春で2着に入った。14年の宝塚記念のあとに再び屈腱炎を発症するも、これを乗り越え、今回3度目の天皇賞・春挑戦でGI初制覇を狙っていた。重賞は11年青葉賞、14年日経賞の2勝。

【プロフィール】
◆ウインバリアシオン(牡7)
厩舎:栗東・松永昌博
父:ハーツクライ
母:スーパーバレリーナ
母父:Storm Bird
馬主:ウイン
生産者:ノーザンファーム
通算成績:23戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2014年日経賞(GII)

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